突然ですが、「
パリ症候群
」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉はパリの邦人向け精神科医、大田博昭さんの著書『
パリ症候群
』によるものです。
どういう症状かというと、
パリに対して美しい幻想を抱いていたのに対し、実際に行ってみると全然違い、
習慣や文化に適応できずに精神的にまいってしまう状態です。
「
パリ症候群」は、フランス・パリだけではなく、 旅行者全員に言える問題です。
基本的にこのブログでは、ネガティブな内容は避けているのですが、たまにはこういうヘビーな話もしましょう。今回は話も長くて、あまり楽しい内容かもしれません。けど、大切な話です。
まず、大田さんもこの本の中で言ってますが、昔の人達は外国へ行くのに相当の下調べや勉強をし、よく準備をしてから行ったものです。
フランスの嫁いでいった人のブログ管理者や、親が日本人でフランスで生まれ育った子と知り合いですが、彼らは決して美しい面ばかり見せていません。
僕の場合、フランスでホームステイする前に、自分なりによくフランス語を勉強していったし、フランスに関する本は手当たり次第読みました。
例えば、フランスの一般的な家というのは古く、水道管は近代になってから取り付けられた物。日本のように壁の中に埋め込まれたりしてないんですよ。なので、夜遅くに水を使うと音が響いて、他の家や部屋の人に大迷惑になるんです。なので、トイレ以外はなるべく水道の使用を控える事。また、シャワーは長くて10分程度まで。日本で当たり前の事も、外国では非常識になりかねません。
…自分なりによく勉強したつもりでしが、それでも壁にぶつかる事の連続でした。
けど、ホームシックなんかになる事もなく、むしろ日本への帰国日が近づくにつれて、悪夢さえ見るようになってましたから。定期的に家族へ書いていた手紙の事で、後に家族は「そのまま日本へ戻って来ないんじゃないかと心配した」と言うほどでした。
とにかく、自分にとってフランスは世界で1位2位を争う心地よい国。いつかは移住したい国です。
けど、
佐藤絵子さんの本の冒頭でも言っているように、「何でもかんでもフランスならね~、フランスはね~」と言いたくありません。時より居る、他国と比べて、日本批判ばかりする研究者のようにはなりたくないものです…。
これからホームステイや留学を考えている方がたへ。
悪い事は言いません。語学勉強やガイドブックをそろえるのも良いけど、まずはそれぞれの国の文化背景や習慣(
人種、民族、歴史、宗教など)をよく調べる事をおすすめします。
Pardon, rien de la colonne française cet fois!
Je suis désolé :s
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